頭痛と肩こりの関係性
頭痛がひどくて、鎮痛剤の服用やマッサージをして対処している方も多いと思いますが、辛い頭痛は肩こりが原因で起こっている場合があります。頭痛と肩こり、どのような関係があるのでしょうか。
肩こりがなぜ頭痛を引き起こすのか
悪い姿勢やストレス、長時間の同じ姿勢といった様々な要素が肩や首の筋肉を緊張させ、肩こりを引き起こしていると考えられています。そして、肩と頭部はつながっています。肩こりがひどくなると、その緊張が頭部にまで伝わり頭痛を引き起こしてしまうのです。肩こりが原因となる頭痛は、肩の筋肉が緊張することで起こるということで「緊張型頭痛」とも呼ばれています。
主に見られる症状
肩こりが原因の頭痛は、後頭部や首筋、肩に痛みや張りを感じた後に頭痛がする、めまいを伴いふらつき感がある、体がだるくなる、目の奥が痛くなる、といった特徴的な症状があります。
また、痛みが長時間ダラダラと続くことが多く、痛みの程度は人によって異なります。刺すような痛みを感じる人もいれば、頭を締めつけられるような痛み、頭が重たく感じるような痛みを伴う人もいます。
肩こり頭痛を改善するためには
辛い頭痛は日常生活まで支障をきたしてしまいます。しかし、何度も薬を飲んだりするのは良くありません。なるべく薬に頼らず改善させたいものです。首や肩を動かしたり温めたりして血行を良くすることで、頭痛が和らぐことがあります。
精神的なストレスが頭痛につながることもあるので、適度な気晴らしも頭痛緩和のためにおすすめします。また、ご自分だけで対処するのではなく、接骨院の施術を受けてみるのもいいでしょう。