むち打ち症の種類について
岡崎市も交通事故が多発しており、事故の後遺症で大変な思いをなさっている方も数多くいらっしゃいます。交通事故の後遺症として有名なのがむち打ち症ですが、むち打ち症にもいくつか種類があります。
頸椎捻挫型
むち打ち症の中でも多いのが頸椎捻挫型です。交通事故によって頸部を支えている筋肉や靭帯、関節が傷ついてしまった状態をいいます。首を動かすときに痛みが走る、首があまり回らず動きが制限される、めまいや吐き気、背中の痛みを感じるケースもあります。
バレリュー症候群型
頸部の骨の中を通る交感神経が、事故によって傷つくことで発症するのがバレリュー症候群型です。交感神経は、血液の流れを調整するなど生体を一定の状態に保つために働いていますが、
交通事故によって交感神経が損傷してしまうことで、耳鳴りやめまい、頭痛、不眠、倦怠感、
集中力の低下といった症状が見られます。
脳脊髄液減少症型
脳と脊髄は硬膜という袋の中に入っており、その中には髄液と呼ばれる液体が流れています。
髄液は、外からの衝撃を和らげるクッションのような働きをするなど重要な役割を果たしており、通常髄液の量と髄液圧は一定に保たれています。しかし、交通事故の影響によって髄液が漏れ出して髄液圧が低くなり、めまいや吐き気、耳鳴りなどの症状を引き起こすようです。
早めにとりかかりたい交通事故治療
交通事故に遭ったら、早めに適切な交通事故治療を受けることをおすすめします。事故当初は特に症状がなくても、事故後しばらくしてから症状が現れるケースもあります。また、適切な交通事故治療をせずに放っておくと、さらに症状が悪化してしまうことがあります。
しかし、病院で痛み止めの投薬や注射をしてもらっても、根本的な改善につながる交通事故治療が受けられず、痛みや不快感がずっと続いてしまうこともあります。病院だけに限らず、整骨院や接骨院に相談することをおすすめします。