4枚綴り 4000円にて販売中
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沖縄戦を乗り越えて2
Y「ある時、私が防空壕に入っていたら、学校の先生が入ってきて
言ったんです。{なんで女学生がここに入っているんだ。邪魔だ。狭いからここから出ていけ。}と・・・」
そうして私は完全に防空壕から出されました。
その時、私はどうしたらいいいか?わかりませんでした。
周りは砲弾が飛び交っているし流れ弾に当たる可能性だって否定できません。
兎に角、自分の身を守るために必死で耳と目を押さえ、その場で地面を這って匍匐前進することしか出来ませんでした。
そしたらしばらくして「ボーンッ」といって周りで物凄い爆発音が聞こえたんです。
私は咄嗟に{ああ~もうやられた。私の命もここまで。}と思いました。
でも痛みはないし、改めて自分をみたら生きていたので
{大丈夫だったんだ。}と安心したもんです。
でも私の周りを見たら、今さっき私が入っていた防空壕がぐちゃぐちゃに壊されていました。
爆弾が防空壕を直撃していたんです。
跡形もなく防空壕が消えている所からして
それはつまり私を防空壕から追い出した先生が爆弾の犠牲になり死んだということを物語っていたのです。」
つづく
沖縄戦を乗り越えて1
皆さん、ひめゆり学徒隊ってご存じですか?
ひめゆり学徒隊とは1944年12月に沖縄で日本軍が中心となり看護訓練によって作られた
沖縄師範学校女子部と沖縄県立第一高等女学校の教師や生徒で
構成された女子学徒隊の名称です。
主に彼女らは沖縄陸軍病院に看護要員として動員され
40近くの横穴壕が分散配置して急遽作られた野戦病院で働くこととなったのです。
全部で240名いましたが、このうち136名が集団自決などの理由で死亡となったとのこと。
後に証言されるYさんはその沖縄県立第一高等女学校の生徒さんでした。
学徒隊の一員として砲弾が降り注ぐ中、生き抜いたYさん。
平和と命の大切さを訴えます。
聞くところによると場所にもよりますがある所は負傷兵が次から次へと運び込まれ
学徒隊十数人で600名もの負傷兵を看護したところもあったようです。
6月18日突然の解散命令が出た時、砲弾が飛び交う中、各自、家へ帰って自決しろという命令が出たのです。
それはいきなりの出来事でした。
Yさんは死ぬ覚悟で色んな所を転々とし彷徨ったそうです。
詳しくは後ほどお伝えするとしまして。
今はそんな貴重な体験を話してくださる語り部が段々と少なくなってきています。
戦争を知らない私達は今現時点で起こっているロシアのウクライナ侵攻を画面を通して目の当たりにするとともに
再度改めて戦争の悲惨さを再認識しなくてはいけない時期に入ってきているのではないでしょうか。
こうしている間でも戦争を続けている限り
多くのウクライナ兵、ロシア兵が血を流しています。
身近起こったこうした問題に取り組むためにも
語り部が語る一言一言に耳を傾ける必要があるように思います。
さあ始めていきましょう。
次回へつづく
沖縄戦を乗り越えて 前書き
皆さん、ひめゆり学徒隊ってご存じですか?
ひめゆり学徒隊とは1944年12月に沖縄で日本軍が中心となり看護訓練によって作られた
沖縄師範学校女子部と沖縄県立第一高等女学校の教師や生徒で
構成された女子学徒隊の名称です。
主に彼女らは沖縄陸軍病院に看護要員として動員され
40近くの横穴壕が分散配置して急遽作られた野戦病院で働くこととなったのです。
全部で240名いましたが、このうち136名が集団自決などの理由で死亡となったとのこと。
後に証言されるYさんはその沖縄県立第一高等女学校の生徒さんでした。
学徒隊の一員として砲弾が降り注ぐ中、生き抜いたYさん。
平和と命の大切さを訴えます。
学徒隊十数人で600名もの負傷兵を看護したところもあったようです。
6月18日突然の解散命令が出た時、砲弾が飛び交う中、各自、家へ帰って自決しろという命令が出たのです。
それはいきなりの出来事でした。
Yさんは死ぬ覚悟で色んな所を転々とし彷徨ったそうです。
詳しくは後ほどお伝えするとしまして。
今はそんな貴重な体験を話してくださる語り部が段々と少なくなってきています。
戦争を知らない私達は今現時点で起こっているロシアのウクライナ侵攻を画面を通して目の当たりにするとともに
再度改めて戦争の悲惨さを再認識しなくてはいけない時期に入ってきているのではないでしょうか。
こうしている間でも戦争を続けている限り
多くのウクライナ兵、ロシア兵が血を流しています。
身近起こったこうした問題に取り組むためにも
語り部が語る一言一言に耳を傾ける必要があるように思います。
さあ始めていきましょう。
次回へつづく
岡崎接骨院のおもしろい院長ブログ
岡崎市にございます岡崎接骨院では、院長がブログを配信中です。院内の出来事や治療の事、お体の事、あるいは日常のちょっとした出来事などを綴っておりますが、ご覧いただいている常連の患者様などからは、文学調で面白いとか、エッセイを読んでいるようだとの感想を頂戴しております。
単に痛みの話や交通事故治療の話を語り、岡崎接骨院にいらしてくださいというのではなく、どこか小説を読んでいるような面白さでございます。是非一度、ご覧いただき、院長の成りや人柄、考え方に触れていただければ幸いです。
接骨院での治療は直接お体に触れ、患部の症状を和らげていきます。そのため、やはり施術する人がどんな人であるのかは、患者様の関心事でございます。ブログを見て、この人なら任せられると思った方は、ぜひお気軽にご相談ください。