2020年03月25日

GHOST 第6話

 

「これ・・・よんで。」

図書館に入るとまずまっ先に読ませられる絵本がある。

題名 2ひきのかえる。にいみ なんきち作

随分と気に入っている絵本の一つで

置いてある場所も承は知っていて

児童図書コーナーに入ると

我先にと走っていっては、その絵本を毎回持ってくるのである。

「みどりのかえると きいろのかえるが

はたけのまんなかでばったりゆきあいました。

やあ。きみはきいろだね。きたないいろだ。

と みどりのかえるがいいました。

きみは みどりだね。

きみはじぶんをうつくしいと

おもっているのかね。

と きいろのかえるがいいました。

こんなふうに はなしあっていると

よいことは おこりません。

2ひきのかえるは とうとう

けんかをはじめました。

みどりのかえるは きいろのかえるのうえに

とびかかっていきました。

このかえるは とびかかるのが とくいでありました。

きいろのかえるは あとあしで すなを けとばしましたので

あいては たびたび めだまから

すなを はらわねばなりませんでした。

するとそのとき さむいかぜが ふいてきました。

2ひきのかえるは もうすぐ ふゆのやってくることを

おもいだしました。

かえるたちは つちのなかにもぐって

さむいふゆを こさねばならないのです・・・」

読んでいる最中、承の顔を見てみる。

目を閉じてジッと俺の朗読に耳を傾けている。

不思議なほど静かなので眠っているのかと思うのだが

たとえ夢の中であってもこの朗読の言葉一つ一つが

届いてさえくれればいいと思い俺は最後まで読みきるのである。

10分ほどで絵本を読み終えてしまうところを

ゆっくりと読むのでその倍の20分はかかってしまう。

「そこで2ひきのかえるは

もうけんかは よそうと いいあいました。 おわり。」

読み終わると本棚へ行き

手当たり次第に次の本、次の本と

持って来て「読んで。」と、せがむのだった。

つづく

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